アルバイト中に起こった刑事事件の体験談

バイト中に遭遇した刑事事件

これは私がまだ20歳の頃に、アルバイト中に起きた刑事事件の体験談です。
私は通信制の学校に在籍しつつ、某飲食店でアルバイトをしていました。
高校生のアルバイトから20代のフリーターもいるような比較的若い人が多く働いている職場でした。

給料日袋が袋ごと盗まれました

ある給料日の日、私はひとり暮らしをしていたので家賃やら光熱費やら食費やら、ひと月にかかるお金を12~13万ほどATMでおろしてから出勤しました。
1階に店舗、2階のマンションの1室が休憩室兼ロッカーとして使われていて、2階で着替えを済ませ財布の入ったカバンをそのままテーブルに置いて玄関の鍵をかけて店舗のある1階におりてきました。
バイトを終え帰ろうと着替えをし、カバンの整理をしていたら昼間おろしたお金が封筒ごとなくなっていました。
使おうと思って余分にもらったきた銀行の封筒は残っていたのですが、お金の入った封筒だけがなくなっていたのです。
大変だと思い、すぐ店長や社員さんに紛失してしまったことを話しました。

犯人は従業員。不注意がいけなかったのか

鍵をかけていたので、従業員以外が盗むことは絶対できず、当日シフトに入っていた全員が容疑者となってしまいました。
もう帰宅してしまった高校生にも連絡し、戻ってきてもらうことになりました。
誰も知らない、盗ってないの一点張りでラチがあかず、とうとう110番通報して警察官にきてもらうことになってしまいました。
無くなったときの状況、金額、どんな封筒に入っていたか・・・こと細かく聞かれ、ほかの従業員も勤務時間など細かく質問されていました。
そして、とうとう従業員のひとりが盗んだと自供し、警察署に連行されることになりました。

取調室は刑事ドラマそのものでした

私と店長も取り調べの為、日付が変わるころ警察署に向かいました。
刑事ドラマで見たことのある狭い取り調べ室の中で、担当の刑事に名前から住所、盗られた金額や状況、ほかにも沢山の質問をされました。
刑事事件になってしまうので、細かく取り調べをしなくてはならないとのことでした。
何時間にもわたって取り調べが行われ、警察署を出た時はもう朝方でした。
その後、盗んだ犯人はもちろんアルバイトはクビになり、その後は親からも本人からもなんの謝罪もありませんでした。
お金は全額戻ってきましたが、なぜか腑に落ちない気持ちになりました。
また、まさか自分がこんな刑事事件に巻き込まれるとは思ってもいませんでした。
それからは、貴重品は金庫にきちんとしまうことを徹底するようになりました。